翻弄された台湾文学 検閲と抵抗の系譜

6,480円(内税)

日本統治期の台湾文学を攷究する著者の最新論文集。  〈目次〉 台湾人作家の抵抗  楊逵の生涯―一貫した抵抗精神/楊逵「新聞配達夫」の成立背景―楊逵「自由労働者の生活断面」と伊藤永之介「総督府模範竹林」「平地蕃人」から/十二年間封印されてきた「新聞配達夫」―台湾総督府の妨害に敢然と立ち向かった楊逵/呉新栄の左翼意識―「呉新栄旧蔵雑誌抜粋集(合本)」からの考察/呉濁流の秘めたる抵抗精神―小説『胡志明』に隠された謎 日本人作家の視点  日本人作家の台湾原住民認識―中村古峡と佐藤春夫/作家濱田隼雄の軌跡/日本人作家の見る淡水―日本統治期台湾文学と淡水との関わり 知られざる検閲  戦時下台湾の文学と文化状況/一九三七年の台湾文化・台湾新文学状況―新聞漢文欄廃止と中文創作禁止をめぐる諸問題/日本統治期台湾での「検閲」の実態/雑誌『台湾芸術』と江肖梅/台湾出版会と蘭記書局/日本統治期台湾の演劇運動概観 あとがき―台湾文学研究をふりかえって 収録論文初出一覧 河原 功 著 研文出版 A5判 364頁

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