津田梅子文書

3,500円(内税)

Abby&Emilyあて Mrs.Morrisあて Miss Thomasあて 大井福子あて (森田)佐々木松栄あて (須藤)安孫子よな子あて (坂本)工藤花代あて 他 津田塾大学 昭55 1

新五千円札の肖像に決定した、英語教育を通して女性の独立を目的とした津田塾大学の創立者、津田梅子の寄稿文、談話、手紙、日記を英文日文とあわせてまとめた本です。目的や理念がよくわかるのが巻頭の開校式式辞です。教室や設備以上に教師や学生の熱意、研究心に重きを置き、少人数の生徒個々にあわせる。また女性の専門教育故に世間の目につきやすく、学問以外の些細なくだらない批判(言葉遣いや交友関係、礼儀作法云々)を受けないためにも注意して、目立たないように淑やかで謙遜な態度で実力を養う。このように女性教育に徹底して独立を支援しようとする気概が伺い知れます。書き残された文章はほとんどが英文のため、この本も八割方英文で構成されておりますが、日文では好きな小説など書物をとりあげており、伝記もよく読み、そのうちのひとりがダーウィンであり、「さすがのダーウィンも独逸語が覚えられなかった事など面白く感じました」とウィットな一面も垣間見えます。

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